捨てられないオタクのために

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ここでのオタクとは、特定のものを収集していく方という意味で用います。

特定の分野に詳しい人でなく、物を集める人が対象です。

漫画やアニメなどの創作物に対するオタクだけでなく、ミニカーの収集家、特定ブランドを集める人、アイドルファンなどなど。

これらの収集家の捨てるポイントを紹介します。

本気で集めるのであれば、部屋が狭くなってもしかたない

捨てることを紹介するわけですが、それでも集めたい、という人もいるでしょう。

もし、本当に集めたいのであれば、無理に捨てる必要はありません。

しかし、それは部屋が狭くなることと引き換えであることは常に頭の中に入れておきましょう。

所有欲に支配されない

コレクターの多くは所有欲に支配されているだけで、本当に欲しいから、という目的で購入している人は少ないでしょう。だからこそのコレクターと言えなくもありません。

ですが、部屋の場所を確保することを前提で考えると、この所有欲は厄介なものでしかありません。

パソコン上のデータでしたらハードディスクドライブの容量の上昇でスペースをそれほど変えることなく増やすこともできますが、物として存在しているものを集める場合はその限りではありません。

ですので、一番手っ取り早い方法としては所有欲を少しでも無くす方向に持っていくことでしょう。

それができたら苦労しない、という人もいるかと思いますが、よほどコアなコレクターで無い限りは、案外スッパリと切り替えられるものです。

一度、本当に必要なものなのかどうかを考え、必要なものと不要なものを分けるようにしましょう。

少ないスペースで保存できるものを選ぶ

コレクションする際は、できるだけ保存しやすい物を選ぶと良いでしょう。ここでの保存は、物持ちが良いもの、という意味ではなく、より少ないスペース面で置いておくことができるかどうかという意味での保存のしやすさです。

たとえば、フィギュアや模型などのかさばるものを集めるのであれば、写真集のようにスペースが小さくても済むようなものを選ぶというわけです。

もちろん、欲しいものがそうそう都合よくスペースの小さいものであるということは無いかと思いますが、選べるのであれば使用スペースが小さいものを選びましょう。

中古で気軽に手に入るものは保存しない

最近では中古ショップが盛んで、また、その中古品をネット経由でも購入できるようになりました。

このため、中古ショップで気軽に手に入るものであれば、無理に手元においておく必要は無いでしょう。

もし、必要になった時には、ネット経由なり古本屋を回るなりして買いなおせば良いだけです。

特に、漫画などは、有名なものであれば中古でいつでも気軽に手に入るものがほとんどです。ならば、中古ショップが自宅の倉庫という感覚で利用すると良いでしょう。

amazon.co.jpなどでは1円で売られているものも多くありますので、送料を考えても気軽に買いなおせるかと思います。

どうせコレクションするのであれば、マイナー作品のみにとどめるなど、一定の基準を作りましょう。

それ以外は捨てて、部屋のスペースを広く確保することをお勧めします。

集めるものを固定する

あまり四方八方に手を広げると、当然その物を収納するスペースが増えます。ですので、できるだけ集めるものを限ると良いでしょう。

たとえば、1作品に固定して集めるとか、1作家に固定して集めるとか、模型は航空機のみに限定するとか、戦車のみに固定するとか、さまざまな分野でも、さらに細かく分けることが可能です。

また、フィギュアとかを集めるのであれば、作品ごとだけでなく、サイズを限定してみたり、好きなキャラクターに限定してみたりと、自分ならではの集め方を考えて見ましょう 。

少なくとも、最新の作品であれば何でもかんでも集めるといった形で収集を始めると、とたんにスペースが足りなくなるので、少しでもスペースを広くとるために、より細分化されたコレクターを目指すと良いかと思われます。

流行が過ぎたものは捨てる

流行に左右されない分野もありますが、たいていは流行があります。たとえば、漫画やアニメなどは連載や放送が終わったら価値は急速に落ちます。これは市場価値もそうですし、興味を持っていた本人も、別の作品に注目をしだすため、相対的に興味が落ちるかと思います。

そうした作品はできる限り早めに捨ててしまうと良いでしょう。

いつまでも取っておくと、愛着がわいてしまい、よほどの契機がなければ捨てることができなくなります。

そうなると、次から次へと新作が登場するたびに物が溜まり、部屋のスペースがどんどん小さくなる可能性があります。

いつかは処分することになるものかと思いますので、連載の終了や放映の終了を機に、一度取捨選択をしましょう。

本当に必要か考える

集めたものが本当に必要かを一度考えましょう。持ち続けていったとき、それが果たして将来必要になるのかを考えます。

たとえばDVDなどは、一度見たあと、保存しておく人が多いかと思います。しかし、それを本当に将来、もう一度見る機会があるのかを考えます。

新しい作品が出ればそちらを見ることになりますし、たいていの作品は2度見ることは少ないのではないでしょうか。

もちろん、お気に入り作品は何度も見ることになるかと思いますが、1度見たらもう2度と見ないと思われるものは、早めに処分することをお勧めします。

どの道、今後、ブルーレイディスク版が発売されると思われますので、ブルーレイディスク版が出たら買いなおすなどの手もあります。

もっとも、マイナー作品はブルーレイディスク版で登場しないかもしれませんので、マイナー作品は保存しておいても良いでしょう。

メジャーな作品であれば、ネット配信なども行われるため、こうした配信対象になっているかどうかも取捨選択の参考にできるでしょう。

一度も飾らずにいるものは処分対象に

フィギュアや模型など、本来飾って鑑賞するものを飾らずに押し入れに入れておく人がいるかと思います。

こうした人は、その対象物に対する興味よりも、所有欲の方が強い可能性があります。

この所有欲をいつまでも持ち続けていると、無駄に物を買ってしまい、金銭的に厳しい状況に陥るほか、それを置く場所の問題も発生します。

ですので、一定の基準で取捨選択する必要があります。

その一つとして、一度も飾らずにいるものは処分してしまおう、というのがあります。

いつでも見ていたい、というものでなければ、本来、それを持っている必要の無いものでしょう。後でプレミアム価格になるかも、という考えもあるかと思いますが、それ以上に、無価値になるものも多数あり、買ってきた不要な物の合計金額を考えるとプレミアム価格のものより圧倒的に高くなるのではないでしょうか。

このため、基準を設けて早めに捨ててしまい、場所の確保と、今後、同じような無駄をしないように心に留めておく事が重要でしょう。

旬が過ぎれば価値はほとんどなくなる

コレクションしているものが予想以上の市場価値になるとうれしいものです。これはプレミアム化する、ということなのです。なんとなく、持っていた自分自身が偉くなったような気がする一瞬で、この感覚がやめられずにコレクターを続けている人も多いかと思います。

しかし、たいていはそれ以上に価値の低い物を手元に残していることがほとんどです。

また、価値は常に変動していて、一時期はプレミアム化したものが、後々たいした価値ではなくなるものも多数あります。

これは、旬が関係します。旬の時期であればプレミアム化しやすいですが、それが過ぎた後は落ち着いた市場価値になります。

このことを頭に入れておき、決してプレミアム化を目指して購入、保存することなく、自分の要不要によって取捨選択をし、不要と判断したものは捨ててしまいましょう。